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交渉人は振り返る〜チームプレイで鍋パーリィー♪〜
交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)
交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)
榎田 尤利
JUGEMテーマ:読書


楽しみに楽しみに楽しみにしてたのにやっぱりこちらも出遅れ感想なわけですがw、やっぱり今回も楽しくて転げまわりながら読んだわ〜♪

前回のホスト編もそうでしたが、このシリーズはイントロダクションがたまりまへんな!!
さゆりさんも相変わらずかっこいいいなせな老婦人で、また振込め詐欺とか、時事ネタをガッツリ持ってくるあたりも心憎いです。

前作では兵頭の過去に絡んだ人物がメインキャラとして登場していましたが、今回は芽吹の弁護士時代の依頼人が絡んでいます。
話自体は重いものなんだけど…兵頭と芽吹の間には確実にいろんな思いが降り積もっているようで。

まだまだ続くらしいこのシリーズ、これからも楽しみだなっっ、と♪

【あらすじ】 元検事で元弁護士、そして優秀な頭脳と口八丁を駆使する美貌の男、芽吹章は、弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人として、『芽吹ネゴオフィス』を経営している。 そんな芽吹が泣く子も黙ると評判のヤクザ、兵頭寿悦と深い関係になり、この頃では互いの存在に慣れつつあった。 だが、生き方も違えば考え方もまるきり違う、おまけにヤクザなんて大嫌いだ、それなのに寝ている......ということに戸惑いがあるのも事実だった。 そんなとき、芽吹はかつて関わっていたある青年と再会して......!? 拍手する

それにしても芽吹ネゴオフィスはどんどん賑やかになってきたなあ…(笑)
今回はとうとうオフィスで鍋を囲んじまいましたよw

ホストのときの同僚だった満雄からの依頼で、郷里の友人だった男に振込め詐欺の下っ端仕事から足を洗わせるために仕組んだ鍋パーティーだったわけですが…このベタさ加減がたまらんね、もう!!
やはり都会で頼るものもなく犯罪に手を染めるようなやつにふるさとの味は絶大な効果を発揮するのか…と思いきや、最後のダメ押しは乱入してきた兵頭と伯田さんのやりとりでw
や、やっぱヤクザなんかに関わっちゃなんねえ…!と震え上がってましたね。兵頭、GJ!(笑)

それにしても今回の話はなぁ…。
過去に、彼女と口論になって、結果的に階段から突き落としてしまった青年の弁護をした芽吹が、自身が被害者の父親から受けた暴行(これも過失傷害と思われます)をたてに執行猶予をもぎ取って裁判には勝ったわけなんですが、被害者側の父の叫びが苦い思い出として残ってしまっています。

もうこのエピソード自体が私には重くってね…。
いろいろと考えてしまうのですよ。こういった裁判においてひとつの焦点となるのは「そんなつもり」があったかなかったかということなんですけども、感情論でいえばそんなつもりがあろうとなかろうと人の命が失われてるんだから、「そんなつもりはなかったんです」ですまされちゃたまんねーよ、と思いますよね。

弁護士の立場としては依頼人を守るべく、「そんなつもりはなかった」ので過失ですよ、という具合に持っていかざるを得ないわけですが、芽吹自身は父親の「娘を返せ」という叫びが忘れられず、個人の思いとしては「それでも許せないなら(報復することすら)しょうがない」とまで思っているのですよ。
今後は裁判員制度なんかで私たちもいつ裁く側の立場に立たされるかわからないでしょ?
そのときに感じるジレンマとかそういった苦しみをちょっと垣間見た気持ちになりましたね。
いや、裁かれる側立つ可能性もないわけじゃないし!!(爆)

まあそれ以上に私は被害家族として「そんなつもりじゃなかった」ってのはいわれた事もあるんで、余計に考えすぎて気分が重いんですが。それは以前記事にしたので割愛。

そんな思いをして救ったハズの朝比奈が、今度は詐欺グループのリーダーとして芽吹の前に現れたことで、芽吹は今までの「人を信じる」という思いが揺らいでしまいます。
でもそれは信じられなくなったわけではなくて、キヨの言葉でいつも信じよう信じようと自分に言い聞かせている自分に気づいてしまうんですよね。

わざわざ言い聞かせなければならないということは、本当には信じてないということ。
目の前に突きつけられたそれは、自分は弱い、と口にしながらもそれでも人を信じてる自分の気持ちがどこかで拠り所になっていた芽吹の根幹を揺らがせるようなショックだったんじゃないかな。

この作品で芽吹が受けた痛手は本当に大きいものです。
過去に手がけた事件で自分が救えたと思っていた青年が、その後法的な制裁を受けることはなくても、身勝手な社会からの非難や中傷で家族までがともに悪意の制裁を受けて一家離散の憂き目を見ていたこと、結局その社会の闇に飲まれて消されていったこと。
人を信じる自分を信じられないことを自覚してしまったこと。気づいてしまった芽吹はこれからもずっと迷って迷って苦しい思いをするんだろうと思います。

でも人を心から信じられない自分を弱いと思う芽吹ですが、それでも、裏切られるだろうとわかっていても信じるフリでも貫ける彼はちっとも弱くなんかないですよね。
だれだって自分が痛い目にあうのはイヤだもの。ましてや、多分痛い目にあう、ってわかってて、意地でもなんでも自分を信じることをやめないでくれる相手にはいつかほんとに信じてもらいたいとおもいませんか。

すべてが報われるほど世の中は甘い世界ではないけれど、弱い芽吹の強い思いは必ず報われるんだと私は信じます。
最後のね…お寺の住職さんの言葉で、やるせなさも倍増しただろうけど、それもいつか芽吹を支える力になると思いますよ。

それにそんな強くて弱くてほっとけない芽吹を助けてくれる人たちも周りにいてくれるしね。
みんな芽吹が好きでしょうがないんだと思いますよー♪

兵頭を筆頭に七五三野だってキヨだってさゆりさんだってアヤカちゃんだって!
七五三野はな…思ってたよりずっと暑苦しい人でしたねw
芽吹を好きすぎだ!!(笑)

兵頭はまたお疲れさんというか…あー。振り回されてるねえ〜w(ニヤニヤ)
傍若無人に振舞っているようで絶対先輩に逆らえないし、芽吹のことすごいわかってて、読んでるこっちが恥ずかしくなるようなラブっぷり〜♪
はう〜ん、兵頭、ほんとに大好きだ!!かわいいヤツめ!!

芽吹も口ではなんだかんだ言いつつ心身ともにどんどん兵頭に添ってきていてぐふぐふとほくそえんでいますよ…w
二人でトワレを買いにいくエピソードはなにげにエロくてどうしようかと思います!!
芽吹はニブちんだし乙女w心がわかってないから恥ずかしげもなくついていけるんだろうが、これはエロいよね…エロくない?考えすぎ?きっと売り場のお姉ちゃんは目のやり場に困ったことと思います!こいつらはきっと二人で並んでるだけでエロい!!(笑)

本当に大好きな二人なので、また続きが今から待ち遠しいですよー♪


ゆちゅらぶ♪ | 榎田尤利 | comments(0) | trackbacks(0) |
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