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唇にキス 舌の上に愛 ~愛と混乱のレストラン3~
唇にキス 舌の上に愛 ~愛と混乱のレストラン3~ (二見シャレード文庫)
唇にキス 舌の上に愛 ~愛と混乱のレストラン3~ (二見シャレード文庫)

多くの人には心に残る料理や、思い出のお店が存在すると思います。

それは必ずしも高級料理ではなく、お母さんが作ってくれた形の崩れたオムライスだったり、大好きな友達と食べた給食のメニューだったりするかもしれない。
大事なのは大好きな人と一緒に食べた記憶だったり、料理にこめられた自分への愛情が心の栄養になって消えない思い出を育てていくんですよね。

子供だった理人の心は“冬の城”の中で凍てついてしまいましたが、修司と出会った“春の庭”が彼を優しく温め、幸せの息吹をもたらしたように、美味しいものを食べて美味しいと感じる、そんな時にささやかで時に尊い幸せを誰もが手にできればいいのになぁ、と読後はとてもあたたかい気持ちになれました。

この本を読む前、TVでやってた番組の中で「人生最後の日に食べたい料理は?」というのを4択から選ぶというのを家族で見ていて、自分やったら何にするー?って話になりました。

ダーリンは「すき焼きかなあ。何と比べてもすき焼きやな」

「あんたは何やのん?」と義母。
「私やきにくー」「私も焼肉やな」

すみません、庶民丸出し肉食ファミリーで(-_-ι)
誰か一人くらい最高級フレンチとか言えんものか。人生最後なんだよ!?(笑)

そこでゆちゅぴんにも聞いてみました。

「ゆちゅぴんは何が食べたーい?」

「ゆちゅぴねー、たまごやきー♪ママの作ったたまごやき、ひとりでぜんぶ食べたいのー」

ぶわっっ!。゜(゜´Д`゜)゜。感涙!!!

「ゆちゅぴママのたまごやき大好きだからねー、いっぺんそのままぜんぶ食べたいのー♪」

ま、まるかじりか!?(笑)
ちくしょう、可愛いすぎるぜ娘!!゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜

そんな日が来たらたらふく食わせてやるとも!
いつまでもママのたまごやきが世界でいちばん♪て言ってもらえるように、ますます精進したいと思います(笑)

いつかゆちゅぴんの胸を暖める“幸福の食卓”が、たまごやきとママの笑顔ならこんなに嬉しいことはありません♪

以下は、できればあわせてお読みいただきたい前作の感想。
愛と混乱のレストラン
美女と野獣と紳士

【あらすじ】
君が好きだ。……嘘みたいだ

貪るように理人のすべてを奪った久我。だが、理人は叶に攫われるように久我の前から姿を消してしまい。シリーズ完結巻!

瀟洒な一軒家のフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」。
支配人として出向してきた理人には、この店を足掛かりにフレンチの老舗「ゴルド」を買収するという目的があった。
上司の叶はよき理解者だが、父に遺棄された理人は当時の思い出に絡む叶の想いを受めることができない。
その理人の心をさらにかき乱すのは、シェフという立場を超え内面に迫ってくる久我の存在だった。怖いのに優しくて、出会ったときから自分を壊してしまうとわかっていた男――。
嵐のように奪われた一夜が明け、理人の目の前にいたのはしかし。

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ごはんを食べることも作ることも大好きな私にとって、この一連のシリーズは大変思い入れのある作品になりました。
中に出てくるさまざまな食欲をそそる料理もさることながら、このヘタレツンデレディレクトールの堅い殻で覆ったその柔らかな内面のいたいけで痛々しいさまにガツッと心を掴まれていたのです。
あああごはんを美味しく食べられないなんてぇぇぇ〜!!←そこ!?

前作のラストで野獣シェフに海より深く反省しやがれとのたまっていた私ですが、誰も沈みっぱなしでいろとは言っとらーん!
すぐにも理人を奪い返しに行くかと思われた修司が思ったよりヘタレていたことには意外な気持ちを隠せませんでしたが、修司のパリでの修行時代の話やお母さんとのエピソードはよかったな。
老シェフが修司の作ったスープを初めてほめるシーンで早くも涙ぽろぽろ…この先存分に泣かされる覚悟だけはしておかなくては!

前作の流れから、今回の話では修司と叶本部長の理人をめぐるバトルが展開されるものと思っていたので、ヤガミグループ内部での派閥争いからクーデターをかけたTOBまでが登場したのには驚きました。
このあたりもふまえ、やはり高遠さんはただのトラウマ克服系の恋愛ものとしてこの作品を書かれたわけじゃないんだなーと。
その後あとがきを読んだところ、やはり連続ドラマのスタイルを意識されていたとのことですので自分的には一作目の感想での読みが当たっていたことに満足です♪
随所に挿入されるメインキャストの主観的な過去のエピソードと、時々語り部が変わることで物語に客観的なアングルが入り混じり、しかもそれが煩わしくない。高遠さんて上手い書き手ですよね、あらためて。
桃ちゃんは今回もすてきなギャルソン兼ムードメーカー、作品にとっては欠かせない第三者視点として読み手の心のオアシスだったと思います♪

恋愛面においては我慢のきかない修司の自業自得で理人が掻っ攫われたあと、本社の買収騒ぎやらゴルドのオーナーの容態悪化などの要素が巧妙に人間関係を絡み合わせ、離れたと思った二人をまた手繰り寄せていくのですが、前作でイマイチ存在感の薄かったサラが今回はあらゆる意味でダークホースだったかと。

理人の場合は今まで怖がるばかりで修司との関係を直視できずにいて、結局無理矢理こじ開けられ、柔らかい内側を掻き乱されて、一度は耐え切れずに逃げ出してしまったわけですがサラに対して嫉妬を覚えたことで否応なしに自分の本当の気持ちに向き合うことになります。

逆を言えば中盤の猛追はなんだったの…というくらい、対抗馬の叶本部長が気の毒な結果になってしまいましたね。

とはいえきっちり追い込みかけない修司を前述で思いの外ヘタレと評してしまいましたが、奴がヘタレたおかげでディレクトールは欲しいものを手にするために自分から一歩を踏み出すことができたのかも。

欲しいものを諦めるために自分に「好きじゃない、だからいらない」と暗示をかけてきた、“冬の城”に取り残された子供にとって、自分から何かを欲しがるというのはとても重要なことだったんですよね。

“冬の城”を手にいれるより、修司やル・ジャルダン・デ・レーヴのみんなに会いたいと願い、“春の庭”に自ら足を踏み入れたこと、そのあとの食事のシーンはとても象徴的で、理人の気持ちにシンクロして泣きながら読んでいました。

なのに…盛大に鼻をすすりながら、涙に潤んだ目に飛び込んできた一文を見て思わず噴き出す私…。
だって点がぼやけてよくみえなかったんだもん!

ワニのタルト。

どこのジビエだ!(笑)

さすがにひとしきり笑ったあと、そんな自分にがっかりです(ノд<。)゜。

涙もろい私は、それ以外の部分ではぐずぐずと泣きっぱなしでいたわけですが、オチまで綺麗にまとまった大団円で読後はほんとうに軽やかで暖かいもので心を満たされました。

生きるための糧を得るというプリミティブな欲求が幸せに直結したり、逆に食べて生きているだけでは幸せでなかったり。

ただ愛する人の側でごはんを食べて美味しいと感じられることの幸せが、ささやかでありながらどれだけ尊いかに気づかせてもらえた作品でした。

願わくば、このさき何度でも大好きな人たちとごはんを食べる幸せ、食べさせる幸せを享受できますように。
あと素敵な作品を読める幸せもね♪

次はずっと気になっているパティシエ・樫崎のお話ですね!
これもある意味生殺しだった…今回意外に鋭い読み&ツッコミを見せた樫崎の過去に何が!?

こちらも一筋縄ではいかなさそうですが、またしても素敵作品に出会える予感を胸に秘めつつ、楽しみにお待ちしたいと思います♪

ゆちゅらぶ♪ | 高遠琉加 | comments(6) | trackbacks(2) |
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Comment
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こんばんは!ゆちゅ♪さん。
私も考えてみたのですが、パイナップルかなー(笑)。
って、私はこういう設問に対して、料理よりも食材をまず思い浮かべるのはなぜなんだ!!
いや、パイナップルは大好きなんですけど、食べ過ぎると翌日に舌やら肘裏やらが発疹がえらいことになるからが理由なんですが。
一度、心置きなくめいっぱい食べたい果物なんです。
(ついでに、高遠さんは何処かのあとがきでカツ丼っておっしゃってました)

さて、レストラン。
私は第一発から暑苦しくメールやらコメントやらで語っているので、もういい加減自分の存在がうざい感じですが、大満足のフルコース料理でしたよね。
しかも、珍しくストレートに萌えやすい。
高遠さん家の登場人物は大概“攻め”が不安定でいつ行方不明になるか分からない暗さ(怖さ)があることが多かったので、今回の久我の力強さは本当に読み手にはありがたかったです。
理人の境遇がどんなに切なくて苦しくても、彼がガッツリ支えてフォローしてくれるのが分かりますからネ。

そして、対抗馬の叶。
蓋を開けてみたら一番彼がいつもの高遠さんのキャラに近かった気がします。
身を引く時に、スッと根本的に何かを断つ感じが。
こういう冷たさが、私が高遠さんが大好きな理由の一つなんですけど。

そういえば、このレストラン本の最初の印象はあの三谷作品だったのですが、もう一つひうらさとるさんの少女漫画『パラダイス・カフェ』という“なかよし”の連載作品も思い出したのでした。
えーと、私が現役でなかよしを買ってた頃の作品なんですが(笑)。
確かそのひうらさんの作品の煽り文句が「この世で一番ステキなことは お料理すること 愛されること」(←記憶で書いているので厳密ではないです)だった筈。
まさにそんな物語だったなー、としみじみ思いました。

ではでは!

追伸>ドラマCD版デコイの安見(近藤隆)が何だかとってもステキです。
調べてみたら、ゆちゅ♪さんがご執心のトンファー持ってる彼の声あてられていらっしゃるみたいで。
萌えるとか、エロいとかじゃなくて、フツーに彼の声で中学生みたいにドキドキするんですけど(笑)。
…困った!

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(..)φ tatsuki
2009/05/01 6:49 PM

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tatsukiさん こんばんは!
私は果物なら桃かなあ。
白桃が好きだけど、缶詰なら断然黄桃だよね♪
なぜ缶詰かってーと、生のパインが食べにくいからです…(-_-ι)
パイン嫌いじゃないけど煮てある方が美味しいです(笑)

ところでこのシリーズは毎回ブログより先にtatsukiさんの熱いメール、ありがとうございました♪

>蓋を開けてみたら一番彼がいつもの高遠さんのキャラに近かった気がします

そうなのか!私は1巻のときから言ってるけどこーゆースマートなタイプはけっこう苦手で(笑)
久我のほうが例外なんですね♪
次の樫崎もしっかり地に足がついてそうで楽しみにしてるんですが。
そして今から泣かされそうでドキドキします…w

ではではコメント&TBありがとうございました♪
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2009/05/01 10:20 PM

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こんにちは、ゆちゅ♪さん。

私は出汁巻き卵かな〜。卵が大好きなのに、夫が食べないので、なかなか口に出来ません(T_T)
ゆちゅぴんちゃんの、たまごやきというのは、出汁巻き卵ではなく、ママの愛が調味料の甘いたまごやきですよね。うんうん、分かりますvv

さて、このお話、私も野獣シェフには、「反省しろ」と思っていましたが、反省しすぎてなかなか二人の距離が縮まらず、焦れました。

なんのかんのと言いながら、レストランまで様子を見にやってきてしまう理人の姿が、本当は帰りたいくせに、光の輪の外から覗いている寂しい子供のようで切なかったです。

次は一ですね。内に獣を閉じ込めている一。今から、どんなお話になるのか楽しみです。

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(..)φ
2009/05/05 4:49 PM

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桃さん こんにちは♪

わはは、ウチもゆちゅぴんの「たまごやき」は出汁巻きなんですよ〜!
甘いのは私が苦手なんでつくりません(笑)
今でも家族用に卵3〜4コ使って作る出汁巻き、ゆちゅぴんが半分以上一人で食べちゃうんですけどね…(-_-ι)

俺様シェフは反省しすぎてホントにヘタレでしたね…!
読みながらそこはイッとけよ!とやはりじれじれしましたが、理人は自分で選んで一歩を踏み出さないといけなかったんですよね。

>本当は帰りたいくせに、光の輪の外から覗いている寂しい子供のようで

実際理人の心は寂しい子供のままだったんでしょうね。レーヴのみんなにおいでおいでされて、久我に手を引かれて春の庭に踏み出せてよかった♪
素敵な作品に出会えて嬉しかったです!

コメント&TBありがとうございました♪
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2009/05/06 10:33 AM

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ゆちゅさん、こんにちは♪
ウニのタルトに爆笑してしまいました〜(^O^)!
人生最後の日に食べたいもの――もし5月頃だったら無理矢理ドイツに行って(笑)、白アスパラガスとカレーソーセージを食べたい!!白アスパラガスの為に、ドイツ旅行はいつも5月にするほど大好き♪←白アスパラガスは日本でいう松茸並みの扱い。缶詰めなんか比べ物にならないと思う。
――それ以外だったら…和風ハンバーグかなぁ?
この本読んだ直後なら、間違いなくコンソメスープでしたよ。
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(..)φ まるあ
2009/05/06 11:49 AM

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まるあさま いらっしゃいませ。

前菜は野趣溢れる素材をふんだんに使用いたしました。
サクサクのパイ生地を大きな花びらに見立てたワニのタルト密林風ラフレシア仕立てでございます。
どうぞご賞味くださいませ♪

ってな感じでしょうか?(笑)
感動の作品にも笑いのスパイスを無理やり添えますよ!!
白アスパラおいしそうですね〜、やはり缶詰とは違うんだろうな♪
金色のコンソメは私も飲んでみたいです!!

ワニに突っ込んでくださってありがとうございました!!
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2009/05/08 2:00 PM

It comments.









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唇にキス 舌の上に愛
珍しくクラシックに小綺麗な格好をして、都内某所の口コミ人気の高いフレンチを食べてきました。 と言ってもランチですし、土砂降りの雨の中...
(^ー゚)ノ la aqua vita | 2009/04/30 10:31 PM
唇にキス 舌の上に愛
唇にキス 舌の上に愛 ?愛と混乱のレストラン3? (二見シャレード文庫 た 2-13)クチコミを見る高遠琉加/著 麻生海/画シャレード文庫 『愛と混乱のレストラン3』になります。お話は発行順に↓の通りです。愛と混乱のレストラン (二見シャレード文庫)クチコミを見る美女
(^ー゚)ノ 桃の楽園 | 2009/05/05 4:39 PM