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You are salty,but make me delicious.
愛と混乱のレストラン (二見シャレード文庫 た 2-11)
愛と混乱のレストラン (二見シャレード文庫 た 2-11)
高遠 琉加

最近は外食産業ブームの波がBL界にも押し寄せてきてるんでしょうかね〜?

それでもイタリアンや定食屋と比較的リーズナブルで馴染みの深いジャンルが多かったと思いますが、ここへきてフレンチですよ!
フレンチはどうにも敷居が高い気がして私は行ったことないんですよね…うちは同じ値段払うなら中華か焼肉の家だからさ!(笑)

これの感想を書く、と言ったらtatsukiさんには「ゆちゅさんは高遠さんは苦手だと思ってた」と指摘されてしまったのですが、実は苦手もなにもデビューシリーズしか読んだことがないのでした。

麻生さんの挿絵とレストランものにつられたのは明白ですが、高遠さんは少しずつでも既刊を読みたいなーと思っております。

これもシリーズになりそうですが、続きが楽しみですよーん♪

【あらすじ】
赤字続きで休業に追い込まれたフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」復活のため本社外食事業本部から出向してきた鷺沼理人は、若手シェフ・久我修司の引き抜きを試みる。
確かな腕を持ちながら暴力沙汰を起こし、今は実家に戻っているという久我は、理人の依頼を「あんたが気に入らない」と言下に拒否する。
それでも通い続けてくる理人に久我が提示した条件は「言うことをなんでも聞く」というとんでもないものだった。
しかし、ある理由から店の再興を失敗できない理人は、その崖っぷちの選択を呑むことに。
“夢の庭”の実現は果たして――。

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前述の通り、高遠さんの作品を読むのは久しぶりなのですがちょっと変わった書き方をされているなあ、と思いました。
少なくともただ恋愛小説のつもりならこんな書き方はしないですよね。

地の文は三人称なんですが、視点キャラとして主役の二人以外にギャルソンの桃瀬が時々顔を出しています。
番外編とかなら脇から見た二人を描くこともよくあると思うけど、本編でこういった書き方をしてるのは珍しいですね。

最初おや?と思いましたけど読みづらくはなく、むしろこの夢の庭レストランを愛する桃ちゃんというキャラから見た二人を客観的に描いていることでこのレストランを舞台にした連続ドラマを見ているような軽妙さを感じます。
理人の生い立ちから考えて、これから重いエピソードも出てくる可能性が高いけど、暗くなりすぎずに読めるのではないかと。

またこの桃瀬を始め、メートルの坊宮、スー・シェフの北白川といった「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」の居残り組がこのレストランを大事に愛しているのがよくわかって、読んでると愛着が湧いてくるんですよ〜(笑)
桃瀬はレストランのメンバー内においてもストーリィテラーとしても明るいムードメーカーで、なんだかとっても癒される(笑)

フレンチレストランが出てくる話と言えば和泉さんのキスシリーズとか、普通のコミックスだけど佐々木倫子さんの「Heaven?」とか昔はありましたよね。

「Heaven?」で覚えてるのが、「和食は最小限の塩で素材を活かす調理をするがフレンチは素材を殺さないギリギリまで塩をふる」とかいう話。

この話のシェフ久我っていかにもそうだろうよ、という感じ。
理人に対してはとってもsalty(=辛辣)で、最初から気に入らないという態度を隠しもしないしキツくて痛いことをズバズバ言っちゃうんです。

でもこの人はフレンチのシェフだから素材をギリギリで殺さない絶妙な塩加減というものを無意識に発揮しているのでしょうか(笑)
旨味を引き出すというか。
スイカに塩を振るように、世間では塩バニラが人気なように、ぜんざいには塩昆布を添えるように、しょっぱさが甘みを引き立てるんですよね。

生真面目でクールを装っても内面は傷つきやすくて繊細な理人の甘い柔らかい部分が、久我といることでこれからどんどん引き出されていくんだろうなあ、と思いました。

ツンデレと言っても無自覚なタイプではなくて、自分の弱さをよく知っていて精一杯肩肘張ってがんばってる健気なツンデレで、見ていて痛々しいんですよ。
そんなところがもう、可愛くて可愛くてたまんなかったので、久我に無理にでも弱みを暴かれちゃったのはホッとした!
まあ久我もいじめっ子だから今後を楽観できないんですけどね。

久我も最初から気になってたからつついちゃったんだろうけど、理人のかわいいところを知ってどんどんメロメロになるがいい…。(`∀´)Ψ

あれ、感想終わっちゃった?(笑)

てゆーか、シリーズまだまだ序盤です。
俺様シェフとツンデレディレクトールもまだチュウしかしてないしさあ。
そもそも伏線が多すぎてわからないことだらけなのですよ!

理人は幼い頃レストランに置き去りにされた子供なのですが、そのあたりの事情も明らかでなく、父が生きているのかどうか、その父が理人を影ながら援助していた足長おじさんなのかもわかりません。

上司の叶本部長も謎の人なんだよね〜。
ステキなロマンスグレーだとは思うけど、ミステリアスすぎる!
こういう食えないオッサンは私は実は苦手なので、理人をあそこまで気にかける何らかの理由が見えてくるまでどうにも落ち着かないな。
実は現在理人パパを囲ってるとかだったら狂喜しますが、妻子がいるって言ってたしその線はないでしょう(笑)残念だけど!

そしてオッサンといえばもうひとり気になるのが書き下ろしで登場の湯原です。

こちらは久我についてきた腕のいいパティシエ・樫崎のお話なんですが、これこそ徹頭徹尾なんにもわからんのですが!

・樫崎と湯原は同居している。
・二人の間には(←おい)海という娘がいる
・樫崎は湯原の教え子だった(らしい)
・海は湯原の実の子供ではない(らしい)
・湯原は見合いを断った
・樫崎は湯原に惚れている(らしい)
・二人に体の関係はまだない(ような気がする)

以上、箇条書で要点を連ねてみましたが、この要点以外の情報がなんにもない話なんだもん!
待て、次号!にしてもどんだけ出し惜しみなんですか、高遠さん…。

そんな訳で本編・書き下ろしともにまだ起承転結の起、だと思います。
楽しみなんだけど、いかんせん謎の部分が多すぎるよ〜!

シャレードは残念ながら本誌がなくなってしまったのでここからはオール書き下ろしってことですよね?
続きが早く出るのを心待ちにしたいと思います♪

余談ですが、今回タイトルが思いつかない〜とtatsukiさんに弱音を吐いたら、某ドラマ風のをご提案いただいたんですよ。
でも私それ見てなかったの…ごめんね(T∇T)

そして苦し紛れになると英語でごまかそうとする私。でも中学で英検3級落っこちたひとなのでなんちゃって英語なの。
ダメじゃん!と思っても突っ込む時は優しくお願いします♪
イタイの嫌いだから〜!(ノ_・。)

ゆちゅらぶ♪ | 高遠琉加 | comments(8) | trackbacks(4) |
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Comment
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こんにちは!ゆちゅ♪さん。
同じくフレンチ・レストランはランチ・バイキングにしか行ったことがないtatsukiです(笑)。

それにしても、ゆちゅ♪さんの感想が新鮮でとても楽しかったです。
良いですね〜、ソルティ・久我シェフ!
彼の辛辣な優しさ(甘さ)が理人の救いになってくれると良いなあ〜♪
あぁ、もう早く続きが読みたいっ!

実は後半の番外編は、高遠さんなのできっと深い落し穴が待っていそうで正直怖いです。
イチのバイクは映画の『マッドマックス』みたいだし、イチを怒らせるとしたらあの“家族”のコトに違いないし、海ちゃんは愛くるしいし…。

でも、何とかして登場人物全員が地上に楽園を見出してくれる物語であって欲しいなあ。
ではでは!
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(..)φ tatsuki
2008/03/11 2:00 PM

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tatsukiさんこんにちは♪

私高遠さんは久しぶりだと思い込んでいたけどそういえばtatsukiさんの萌えメールにつられてシャイの駆け落ち本は読んだんでした!(爆)
すみません、正直あれはちと微妙で…でもこちらは面白かった!高遠さんはシリーズでじっくり書かれる方がいいのですか?

ところでtatsukiさんが感想でリヒトが流行りなの?とおっしゃってましたが、私は足長おじさんネタを最近も見たなあ、と思ってましたよ(笑)
あちらは正しく育てていただいちゃう系だったな…。

本編の方は久我の唯我独尊的強さをもってすれば理人が幸せな食卓を囲める日も遠くないですよね♪
それよりも樫崎ファミリーの行末が気になる…(T∇T)
今からイタタを覚悟して、でもtatsukiさん同様誰の上にも幸多かれと願ってやみませんね。

コメント&TBありがとうございました!
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2008/03/11 2:27 PM

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こんにちは、ゆちゅ♪さん。

ホント、最近同じようなお話を読んでますね。好みが似ているのかしら(^v^)
高遠さんは「世界の果てでまっていて」がすごく好きでした。こちらもまだ恋人同士というには至っていなくて、お話が止まったままなんですよね。いつまでまたせるんじゃい!と思ってます。

理人、繊細で傷つきやすい内面を知ってから可愛くて仕方がないです。最初は毒吐きモードだった修司が放っておけなくなるのも分かりますよね。でも、これがいつLOVEになるのか。じれったいです。

桃瀬の視点が入ることで、重くなりがちなお話もどこか暖かい感じになったと思います。

・・・まさか、桃瀬×修司の弟とか登場人物全員ホモなんてこと、ないでしょうねえ。確か、坊宮はかなりご年配なはず(爆)。

TB、宜しくお願いしますVV


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(..)φ
2008/03/11 2:40 PM

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こんにちは、ゆちゅ♪さん。
フレンチに行ったことはあるけれど、どうも高級食材が苦手という根っからの庶民派真琴です。
高遠さんの本はデビュー作が凄く好きでそこからずっと追っているくらい好きな作家さんなんですが、
どうも最近微妙に自分の萌えツボから外れている感じがして…今度から、即買いから中身見てから買う作家さんに降格しようか悩んでいたときに再びのクリーンヒット(のヨカン)
…う〜ん…やめられませんな。

多分私は極限まで意地っ張りな受が大好きだからなんでしょうね…
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(..)φ 真琴
2008/03/11 3:48 PM

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桃さん こんにちは♪

いつも先にコメントいただいちゃうので今度こそ!と思ってました、ぐふふ(笑)

「世界の果て〜」は雪舟さんだし、私も気になってるんですがみなさんのその「続きはいつ出るんだ!?」という悲痛な叫びを目にするたびに続きを待ったほうがいいのか…と思い悩みます(笑)

この作品では脇役チームもみんな好き〜♪
私も桃瀬×弟はアリなのか?と一瞬思いましたが、店内総ホモよりもどこかにありそうなステキなレストランの方がいいなあ…。

どちらにしろまだまだラブはこれからですね!
続きが楽しみです♪
コメント&TBありがとうございました♪
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2008/03/11 5:03 PM

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真琴さん こんばんは!

高遠さんの記憶喪失本は私も好きでした!
これから既刊もちょっとずつ読もうかな、と思ってるんですけどね…。

フレンチは私もせいぜいビストロがいいとこだなあ、行くにしても!
やはり高級食材には縁がないですよ〜。
フォアグラもキャビアも別に好きでないし〜。
匂いのつよいきのこは好きでないし〜。
会社で接待の領収書を見てても今フレンチほんとに少ないんですよね。
半年近くで2件しかみてないや。

私も理人の意地っ張り具合が、悲しくて可愛くてたまりません。
早く美味しいごはんを食べさせてあげたいですよね♪
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2008/03/11 7:49 PM

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こんばんは、ゆちゅ♪さん。
食い意地が張っているくせに、よくよく考えたらちゃんとしたフレンチは、なぜか北斗星の中でしか食べたことがなかった游です。
フォアグラはあのコッテリ脂ダメで、キャビアは臭くてダメで、きのこは食べた覚えもないから判りません。
やっぱ私はB級グルメです…。
でも、だからこそ、フレンチレストランの話というだけで買ってしまったこの本に、こんなに惹かれてしまったのは、嬉しい誤算でした。
理人は、何時、ちゃんと美味しいものを美味しいと思えるようになるんでしょうか?
先が気になって仕方ないです。
気になると言えば…番外編も続きってあるんでしょうか?
一と家族。気になります。
イヤ、こういうシチュエーションはこのところあちらこちらで見るというか、そういう本にばかり呼ばれているんですが(苦笑)
どちらも、ちゃんとエンドマークを見たいです。

何よりも、長期戦に弱い自分を心配しつつ、
TB頂いていきます。


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(..)φ
2008/03/12 12:26 AM

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游さん こんにちは♪

うを、北斗星!ロマンチックじゃないですか〜!
私なんか友達の披露宴とテーブルマナー学習くらいですよ。
しかもテーブルマナーなんか私行ったの高校生の時ですけど、ゆちゅぴんの幼稚園は年長さんが都ホ〇ルでテーブルマナー学習やるんですよ!(笑)

すみません、話それてます(T∇T)
私もこれ本編カップルはそれほど心配してないんですが、樫崎×湯原は〜!
過去の事件もキツそうですし、半端に煽るならメインで文庫希望ですよね?

コメント&TBありがとうございました〜!
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2008/03/12 4:57 PM

It comments.









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