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いとしい獣
凍る月 漆黒の情人
凍る月 漆黒の情人
夜光 花

夜光花さんの新作は祥伝社NON NOVELSから…ではなくラヴァーズ文庫ですよ。私の大好きな人外モノです、うふふ♪

ラヴァーズ文庫 夜光花 「凍る月〜漆黒の情人〜」


二十歳になったら死ぬ子供…。
そう予言された光陽が、間もなく二十歳を迎えようとしていた。
予言を知らず、家の中に閉じ込められるようにして育った光陽は、祖父と約束した「二十歳になったら自由にしていい」という言葉を信じ誕生日を楽しみにしていた。しかしある日、光陽の前に美術愛好家の梁井と名乗る男が現れる。
梁井は光陽を屋敷に呼び寄せ、「契約」を取り付けようとしてくる。
「契約」の内容はとても屈辱的なもので、光陽には耐えられそうになかったが、「お互いが死なない為に必要なこと」だと言われ……。

ジャンル的には伝奇アクションとかになるんですか?これ。
特筆すべきは普通BLで人外、獣系といったら変身した姿は野性的で美しいとか神々しいほど美しいとか、こう変身後の姿にも見てみたーい♪とか抱き着きたーい♪と思わされるような描写がされることが多いと思うのですが、なんか梁井さんは変身しても可愛くないらしいですよ?

が!そんなことは別に構わないのです。
変身前はいい男だから(笑)
しかも私これ読む前にツボキャラバトンあげてたんですが、『黒髪×ブルーアイズ』 キタ―ヾ(≧∇≦)ノ―!!

それに梁井は最初は強引でせっかちで少々乱暴なところがあるように見えましたが、内面はすごいかわいいケダモノなんでした♪

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梁井と光陽の関係は端的には『喰らう者』『喰らわれる者』という一見絶対的な優劣に支配されるもののように思われたのですが、「餌」である光陽は獣人と契約を結ばねば二十歳までしか生きられず、「獣人」の梁井は「餌」となる人間を喰らうことでしか人としての自分を保てません。
そして梁井は自分が獣人となった時の理性を無くした醜悪な姿を恥じて、嫌悪しているためこの先も人であり続けるためにはどうしても光陽と契約を結ばなければならないのです。

しかし契約し、命を永らえたところで梁井に喰われる苦痛に耐え続けるだけの日々が始まるだけだと知った光陽は絶望し、死を覚悟で梁井を拒絶します。
契約には「餌」の同意が必要で、獣人からそれを強制することはできません。

そこで梁井が取った譲歩案。

「じゃあ精液ではどうだ。痛くないならいいんだろう?」

ぐふっ♪祥伝社NON NOVELSかと思わせておいていきなりのBL的展開、いや、梁井は真剣なんですがここらあたりからもうこのケダモノがかわいくて仕方ありません。

なんでもする、絶対にお前を傷付けないと誓う、頼むから契約してくれ…!

まんまヘタレ男のプロポーズなんですが?
そしてこれまたお申し込みされた光陽の方も

「…本当に、俺のこともう傷つけない?」

受けちゃうのかよ!?(笑)
ほんの何時間か前に刀で切り付けられてこのケダモノに肩食いちぎられたりしてるんですよー、この子。

しかし梁井が人でいたい、と獣の姿に変わることに羞恥を覚え苦悩しているのを見て同情してしまうのですね。
(受でもオヤジでもないけどどうやらコンプレックスを抱えて苦悩するタイプって私のツボだったようです。うーむ、新たな萌え発見。つーかすごいSっぽい!うわ、ヤバイね自分)

結局この二人ってすごくピュアなんです。
光陽は二十歳になるまで捕食者から身を守るためほとんど家から出たことがなく、外界との繋がりは幼馴染みの亨だけという純粋培養だから言うまでもないのですが、なにやらいろいろ複雑な過去のありそうな梁井のせっかちでぶっきらぼうにみえる態度の裏の、意外な率直さや不器用な優しさがなんだかとっても愛しかったのです。

しかし夜光さんがバトルものが書きたくて…とおっしゃるとおり光陽を奪いにやってきたほかの獣人たちとのバトルももちろんアリ。

名もない雑魚獣人がバトルの最中にうっかり入りこんできた高校生カップルをべろんゴックンしちゃった時は寄〇獣かと思いました。
とゆーかこの雑魚、その後あまりにもあっけなく倒されたもんだから赤頭巾ちゃんみたいに腹を裂いたらさっきの気の毒な高校生カプ、出てこないだろうか?と思ってしまいましたよ(笑)

普通獣人は契約した餌以外の人間は食べたりしないものなんですが、この時のバトルの相手・黒澤は「餌」が見付からなければ普通の人間を食べればいい、という同族の梁井から見ても狂った感覚の持ち主で「餌」も人間も自分たちが生きるための食糧としてみていない。
説明忘れてましたが「餌」は非常に治癒能力が高く食べられちゃってもまた元に戻るのです。
だからといって苦痛を感じないわけではないのですが。
そして本来ならば特有の匂いがあり、これが獣人を非常に惹きつけるのですが、光陽は常に香を焚いたり匂い袋を身につけてごまかしていたんですね。

梁井の場合は自分が人であり続けるという目的のために「餌」が必要だったわけですから人間を食べるってのは共食いなわけで、論外なのです。
彼にとってのタブーを平気で犯せる黒澤に勝てる気がしない、といって実際危ういところまでいくのですが、執事のアレックスや光陽に助けられます。

このときには梁井は既に光陽をただの餌とは見られなくなっていて、唯一のパートナーであり、惚れた相手です。一応梁井に押し切られる形で身体を重ねちゃっているけれど、20年まともな人付き合いをしてこなかったせいで梁井に抱かれてドキドキしちゃうのがどんな気持ちからくるものか、自分自身ですらわからない光陽もバトルの時は梁井を死なせたくないと思い、弱って理性を失った梁井に自らを与えます。

私からしてみればとっくにとってもラブラブなんですが、この話イヤ〜ンなところで続いてるんですよ〜!

手に入れた獲物をいたぶるように留めを刺さずに去った黒澤との決着もつけなければだと思いますが、なにより光陽にとって唯一の幼馴染みであり親友の亨が獣人として覚醒してしまい、多分次回はド修羅場予定。

生きるための糧である以上に無自覚美人らしい光陽を巡ってのラブバトルですからね〜、もう今から気になって仕方ありません。
光陽にとっては辛い選択を迫られそうです。

でも梁井が今回ホントにツボなんですよ、私。

最初は「餌」としか見てなくて問答無用で切り付けてきたクセに光陽に泣かれたらオロオロして、血肉の代わりに精液を摂取するためだけの行為だったハズが光陽の恥態に反応しちゃう自分に呆然となったり、惚れてると開き直ったら我慢できずにいただいちゃう(笑)
でも全てがストレートで裏がなくてかわいいんですよー♪

特に光陽に気持ちを伝えてからのエッチは一度も精液を口にすることなく、抱きたいから抱いてるってのが光陽にも伝わって、読んでるほうも恥ずかしくなっちゃいます。

光陽が流す涙すら舐めとっていた梁井が!(笑)
どうやら体液ならなんでもいいらしいですね。

(まだ一方通行だけど)ラブ度の高いガツガツした攻、人外獣系、祥伝社NON NOVELSばりの伝奇アクションと私的にはツボ直撃だった夜光さんの新刊、続きがとっても楽しみでーす♪


※同時発売だったラブコレは買わずに立ち読みしちゃいましたが、こちらでもガツガツしてた梁井は可愛かったです♪
そして高橋悠さんの4コマまんが〜!ヾ(≧∇≦)ノ

もう梁井ラブリーすぎ!笑えましたw
光陽、オヤジスキーだったとは…(笑)
ゆちゅらぶ♪ | 夜光花 | comments(10) | trackbacks(5) |
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Comment
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隊長!中原さんのマグロ掲載が判明しました!7月売りのシャレードだそうです。ここでヒートアップしてた人たちは皆買うんでしょうか(笑)。イラストは高階佑さん。割と端正な絵ばかり見ているので、どんな風に描くのか楽しみです。

「ラブコレ」を読んで興味が出た「凍る月」ですが、続きものということで迷っています。それに興味の対象がアレックスや爺ちゃんなんですもの!「ラブコレ」巻末の4コマでズキュンとやられました。夜光花さんは「月を抱いた」しか読んだことがないのですが、かなりアクの強い話をお書きになる作家さんですよね〜。
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(..)φ pina
2007/05/30 12:45 PM

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pinaさん こんにちは♪

マグロ情報ありがとうございます♪
私も今日ハスイさんのところでこの情報を目にしてひとしきり浮かれてきました(笑)
高階さんの描かれる端正な受が海の男に揉まれる様を思えばいっそう心が躍ります(≧∀≦)
6月7月と楽しみが多いので梅雨の憂鬱も吹き飛ぶような気がしますね♪

夜光さんはそのアクの強さがツボなのですが、この話、設定自体は異形ですが、今までの夜光作品と比べたら逆に読みやすいくらいだと思います。
なぜって主人公二人ともがひねくれてないから(笑)
夜光さんの作品てちょっと病んだ人たちの執着みたいなものがメインになってることが多いので、読む側にもかなりな精神的重圧を感じるのですよね。
その点でいえば置かれた状況こそキツイものの、そしてやはり病んだ人は出てくるんですが(笑)普通にラブラブものとして読めると思います。
人外モノとかお嫌いじゃなければお試しくださいな♪私もあの4コマには笑わせてもらいました〜。確かにアレックスはステキです☆
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2007/05/30 4:10 PM

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ゆちゅらぶ♪さん、こんばんは!

梁井、私も好きです。
コンプレックスを抱えて苦悩するタイプ、いいですよね!
そして、意外にも結構いい人で、「契約」を迫っておきながらも悪役に徹しきれない。
そんなところにも惹かれてしまいました。
可愛い(笑)

夜光花先生がバトルモノというのはちょっと意外だったんですけど、読んでみたらすごい合っていて驚きました。
書いてて楽しかったんだろうなぁというのが伝わってきます(笑)
商業的にNGっていうのが、いったいどんなことだったのかも気になってしまいました。

TBさせていただきます!
リンクも張らせていただきますね♪
そして、お話ししたい話題も沢山あるのですが、そちらはメールで…(*^_^*)
ではでは。
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(..)φ にゃんこ
2007/06/02 9:56 PM

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にゃんこさん こんばんは!

きゃ〜、早速ありがとうございます♪
リンクしていただいたんですねー、嬉しゅうございます(*´▽`*)
こちらからもお返ししたいのですが携帯からだと上手くリンクが機能しないようなので、また後日TBと一緒にリンクさせていただきます。よろしくお願いします(^-^)

梁井は光陽に契約を迫ったときこそ血迷ってヤバイ人っぽかったですが、基本可愛いげのある人ですよね♪

夜光さんは今までは精神面がダークな話が多かったですけど、この話はみなさん本能に従って動いているせいかそれほど重苦しさは感じませんでした。
続きは梁井と亨の板挟みで光陽はつらそうですけどね…。
ともあれ楽しみに待ちたいと思います♪

それではコメント&TBありがとうございました。これからもよろしくお願いしますね!
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2007/06/02 11:05 PM

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ゆちゅ♪さん、こんにちは!

感想に追いつくまでに時間がかかってしまってすみません!遅くなりましたがTBお返しさせて下さいね!

あらすじを読んだ時点では「因習ものかしら?」と考えていたのですが、実際には獣人バトルとBLの融合で驚きました。(笑)

血肉を喰わずして精液を啜り上げる。

と言う辺りでは、「BL」としても判り易い展開でしたよね。(笑)

何よりも、梁井が萌えキャラで参りました。一見、冷静な大人の獣人、かと思いきや、光陽にメロメロだったり、時々妙にせっかちで可愛かった♪

続編も楽しみですね!
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(..)φ ハスイ
2007/06/03 11:05 AM

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ハスイさん こんばんは!

私もバトル設定の獣人は意外に思いましたがさすが夜光さん、人外モノでも一味違いますね♪

梁井のまさにケモノじみた直情径行ぶりも「んもう、このせっかちさん♪」といっそほほえましく、そのかわいらしさに萌えました(笑)

さらにはアレックス!
アレックスというと私今までは香港の銀行で会ったムカつくこっぱげを思い出していたのですが、これからはこちらのバイオレンス・バトラーを思い出すことにいたします♪

三角関係は得手ではありませんが今は続きが気になってしょーがないです!早く読めるといいですよね♪

コメント&TBありがとうございました!
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2007/06/03 9:40 PM

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こちらにも失礼します♪

BLも多様化しているのでしょうか?
伝奇アクションなBLが読めるとは〜。
私はこの作品を読んで夢枕獏さんのキマイラ・吼シリーズでした。
朝日ソノラマですね〜。
どちらにしろ、伝奇アクションですね。

しかし、この前、魔界都市シリーズとかエイリアンシリーズとかに語ったり、キマイラについて語ったり、人様のブログでマニアックな作品ばかり話題してスミマセン…。
いや、マニアなのはとっくにばれていると思いますが…。

TBよろしくお願いしますね♪
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(..)φ はーこ
2007/06/05 11:24 PM

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はーこさん こんばんは♪

いや、既にBLマニアなんですからいまさらマニアックネタの一つや二つ…とゆーか私も人の困惑省みず平気でマニアックネタ振りしますからお気遣いなく♪

それに人外・イロモノ大好物なので最近のブームは嬉しい限りですね♪

コメント&TBありがとうございました!
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2007/06/06 12:40 AM

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こんばんは!こちらはコメントのお返事が遅くなっちゃってスイマセン…。

攻めの梁井が札束積んで土下座して、「お願いだから俺と契約(結婚)してくれ」と言っているような、へたれた物語に見えて仕方が無かったです。
ヘタレ獣人という単語だけで、我慢できなくなって結局買ってしまったら案の定大当たりでした(笑)。
俺様で、へたれで、獣人って私の萌え設定が全て詰め込まれていましたよー。
いやあ、続きも早く読みたいですねー。
ハッピーエンドを期待したいけど夜光さんだから、少し不安なんですが…。

それでは!
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(..)φ tatsuki
2007/06/13 8:11 PM

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tatsukiさん こんばんは!

ですよね、どうみてもあれって「お願いだから俺と結婚してくれ」ですよねー!(≧∀≦)

tatsukiさんがおっしゃってたように確かに受の凶悪度高いんですけど私的にはヘタレにばかり目がいって…受にメロメロな攻ってのにホントに弱いです(//△//)

夜光さんのどんでん返しは恐怖ですけど、案外この二人なら夫婦(?)手を取り合って乗り越えて行く気もいたします…てか、乗り越えて幸せになって欲しいですね♪(^-^)

コメント&TBありがとうございました!
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(..)φ ゆちゅらぶ♪
2007/06/14 12:08 AM

It comments.









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