CATEGORIES
ARCHIVES
RECOMMENDED
OTHERS
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | - | - |
欠けた分だけ探しに行こっ♪
70%の幸福 (幻冬舎ルチル文庫 さ 4-1)
70%の幸福 (幻冬舎ルチル文庫 さ 4-1)
桜木 知沙子

桜木さんは買ってからしばらく未読本タワーに突っ込んであったのですが、秋月さんの記事で面白いと言ってらしたので早速読んでみましたよ。

・・・激・面白かったッス!(笑)

そして自分で秋月さんちのコメントに「エロを期待する作家さんではないが、時々エロくてびっくりする」とか書いといて、昨夜はほんまにビックリしましたw
久々にえっろー!と思いましたよ!(当社比)
なんか麻々原さんが挿絵のときには張り切ってエロを書く!とか決めてるんでしょうか?
まあ御木本のキョーレツなキャラクターにのけぞりつつ(笑)、楽しんで読ませていただきました♪


理学療法士の日垣航星がリハビリを担当している創の父親・御木本隆一郎は、初対面から航星に冷たい態度を取る。
最初は反感を覚えていた航星だったが、隆一郎が不器用なだけで本当は子供を愛する優しい人と知り、気になる存在に。
御木本もまた航星と次第に親しく接するようになる。
やがて御木本への想いを自覚した航星は、遠ざかろうとするが……。

実は妻子に絡んだ誤解のことで受が苦悩する、というのは奇しくも昨日の感想「上海夜啼鳥」と同じパターンなのですが(多分相馬と御木本は年の頃も同じ)基本的な性格が違うとこんなに違ってくるんだ〜、あはは〜w
たまたま私が同じようなパターンの話を続けて読んじゃったからで、桜木さんは全く意図したところではないと思いますが御木本が笑えて笑えて…。また読み方間違った…。
すみません、自覚はあるんで許してください(T▽T)

航星は小学生の時から自覚のあるゲイです。
高校3年生のとき家族にばれ、最初は両親に勘当されそうになるくらいの大騒ぎになったのですが、穏やかで優しい兄・海青、口は悪いけれど情に篤い姉・華子が理解してくれ両親の説得にも力を貸してくれたため職場でこそカミングアウトしていませんが、自分を受け入れてくれる場所があるというのは心強くて幸せなことですよね。

しかし恋愛面でも家族のようにずっと一緒にいられる人と愛し合いたいという望みを持つ航星は「重い」と言われてしまい、なかなか報われることがありません。

御木本は理学療法士の航星が前任者から引き継いだ患者の父親なのですが、前任者のいい加減な態度に不信感を抱いていた御木本に初対面から無躾な言葉を浴びせられ、そのおかげでルックスはど真ん中ストライクなのに印象は最悪でした。

おまけに行きつけのバーで声を掛けてきた男に街中で絡まれているところを目撃された揚句、殴られそうになったのを助けてもらい、航星がゲイであることがバレてしまいます。

御木本に言い触らされ仕事も辞めなければいけないかも、と脅えていた航星ですが、御木本は個人の嗜好に口を出すつもりはないといい、療法士として真摯に息子の創に接してくれていた航星に暴言を吐いたことを謝ってくれさえします。

創も航星に懐き、御木本親子と親しくなっていくにつれだんだん航星の気持ちはぐ〜らぐら(笑)

元々見た目は好みでも性格最悪な男なんて、と思っていたのに、ぶっきらぼうで不器用だけどホントは懐が広くて優しい人だなんてわかってしまったら好きにならない方が難しいですよね?

でも相手はノンケだし、患者の父親だし、なにより奥さんがいるんだから手になんか入らない。
また苦しい恋はしたくない…と自分の気持ちを抑えています。

そんなある日、創の忘れ物を仕事帰りに御木本の家まで届けることになり、創にせがまれ御木本にも勧められて揺れる気持ちを抱えたまま食事に招待されることになり、その上なぜかお泊りするハメに。

そして創が寝たあと二人で酒を酌み交わすのですが、航星は元々酒に弱くて飲み過ぎるとたちまち理性がユルくなってしまうし、ノンケのハズの御木本が何やらアヤシイ行動を(笑)

オッサン、ノンケちゃうかったんかい!(≧д≦)

しかも妻とは別居中ですよ。
あまりの急展開、あまりの御木本の男前ぶりにきゃーきゃー言いながらも基本的にツッコミ入れずにはいられない私(T∇T)

この時にはまだ御木本の真意はわからず、混乱して御木本が寝てる間に逃げようとする航星ですが目についたフォトスタンドで見たものは大好きな兄と同居中の女性の笑顔。
…修羅場の予感!?Σ( ̄□ ̄;

その後御木本を避け続けた航星ですが、一週間後御木本がいきなり部屋を訪ねて来ます。

覚悟を決めて向かい合い、てっきり酒の上でのアマヤチで合意をみると思っていたのが御木本に「好きだからだ」「だからやらせろ」(←オイコラ、オッサン)と言われてしまい、ていのいいセフレ?と疑いつつも好きな男の誘惑に逆らえず、カラダだけだと自分に言い聞かせながら関係を続けてしまいます。

それにしても特筆すべきは御木本の愛すべきストレートさ…なんだろうか?(笑)

最初は渋くてクールで無愛想で、無骨なんだけど実は優しい系のキャラだと思っていたのにあの手の早さ、歯に衣着せぬエロスなもの言いになんか騙された…と思ってしまうのは私だけなんでしょうか(笑)

ストレートはストレートでも率直にエロいんだよ、オッサン!(≧∀≦)

余談ながらそれほど似てる、ってわけでもないのにこの俺様な直球エロスが先日読んだ牧山さんのダメオヤジ受小説に登場した攻、橘高を彷彿とさせる…。
なんて言うと桜木さんファンに怒られてしまいそうですが(牧山さんファンはいいのか!?)それぞれの受ちゃんに贈る言葉は航星が「お幸せにね♪(*´▽`*)」なのに対して牧山さんちの司さんには「…強く生きろよ(┰_┰)」としか言いようが…(笑)

閑話休題。

その後ストレート過ぎて嘘くさい(と航星は思っていた)御木本の真意を誤解した航星がやや空回り気味に暴走し、御木本と縒りを戻すよう奥さんに直談判するなど紆余曲折ありましたがラストは無事にラブラブハッピーエンドです♪

ただ、この話で一つ納得しかねる部分があるのは御木本の妻・純世なんですよね。

御木本との別居理由についてはそういう人も中にはいるだろうし、何より本人が「自分は親になるべき人間ではなかった」と思っているようなので仕方ないんだろうと思います。
何を言ったところで邪魔になった子供を捨てただけだろう、という気もしますけど。

でもね、仕事のために家庭を捨てた人が、でも子供のために離婚はしないでおこう、って言って付き合っているわけでもない男性の部屋に転がり込むって、おかしいことない?
海青の気持ちにもホントに気付かないものでしょうか。

なまじ海青が純愛至上のあまりにも可愛い人なので、純世にはもったいないと(笑)
絶対いい受になると思うんですけどね!(≧∀≦)

…気がつけばまたこんな間違った感想文を〜(T∇T)
これ読んで誰が大人同士の切なくすれ違う恋模様だと思うんでしょう…なんでコメディになっちゃうんだよ(┰_┰)
いや、やっぱり悪いのは御木本だな!(笑)

とにかくお話は全然コメディではありませんが、面白かったです!おススメ♪(≧∀≦)
ゆちゅらぶ♪ | 桜木知沙子 | comments(0) | trackbacks(0) |
/ 1/1PAGES /