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ヤッちまったらごめんなさい(くらい言えよな)
巧みな狙撃手 (SHY NOVELS 192)
巧みな狙撃手 (SHY NOVELS 192)
松田 美優

松田さんです。
かなり私的には萌え作家さんであると言ってもいいのですが、今回は短編集!

短編、苦手なんですよね…(T∇T)
某所でも散々短編イヤだーイヤだーと駄々こねまくってましたけどそのわりには早々に読みましたよ!
だって松田さん楽しみにしてたんだもん。

ホントは今回落として予定が変わっちゃったらしい長編ものが読みたかったけど、その分イラストが増えて奈良絵を堪能できたのは怪我の功名といったところでしょうか。

待ってますから次はよろしくお願いしますね〜、松田さん!(笑)

シャイノベルス 松田美優 「巧みな狙撃手」


「連はいずれ俺の存在が脅威になると思うんだよね。だから秘密は共有しようぜ?」
高校生・連に言いようのない欲情を覚えた湯本は関係を迫るのだが...。
暴力と不条理と劣情が混在する珠玉の作品集。

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ゆちゅらぶ♪ | 松田美優 | comments(2) | trackbacks(1) |
不道徳にも程がある(T-T)
不道徳な闇
不道徳な闇
松田美優

普段からあまり作家さんのプロフィールをチェックしたりHPをのぞいたりしない私ですが、今とても気になっている人…松田美優さんてひょっとしてものすごく出身地が近い方のよーな気がしています。
少なくとも同県だろうと思ってるんですけどね…著作を読むたびにジモティのニオイを感じます(笑)

シャイノベルス 松田美優 「不道徳な闇」

ある放課後、高校生の椎名巡は駅のトイレで数学教師の笹川に身体を奪われた。
普段は薄汚れた白衣と教師の仮面で世間を欺いている笹川だが、その実、欲しいものを手に入れるためならどんなことも厭わない男だ。
愛情に飢え、プライドの高さゆえに弱みをさらけだせない椎名を、笹川は甘い言葉と快楽の技を駆使して追いつめていく。
情欲に縛られる椎名。
激しい独占欲を持つ笹川。
深く、背徳的な恋の闇に落ちていくふたりだが…。


ものすごくいまさら感が否めませんが、ただ今積ん読消化強化週間実施中なのですよ。
松田さんは「赤い呪縛」はものすごく好きだったのに、二作目はちょっと暴力描写が痛すぎて好きになれずついこの本も積んじゃってたのですが。

ぐわー、なんでこんなの積んでたの自分!
ちゃんと読んでたら2006年BESTにいれてたかもです。

言い訳するようだけど、高校教師といいながら実相寺さんの描く笹川がどうみてもヤクザ以外のなにものにも見えず、また痛たなのか…と読む前からビビっていたのですよ(笑)
実際には三作のうちでは一番暴力描写は少なかったです。

攻の笹川は見た目も中味も高校教師としてはありえねえ!というくらいどチンピラなんですが、おかしいよなあ、学生時代年中ジャージの先生なんか山ほどいたのに笹川のジャージ姿はあと足りないのはぶっといゴールドのチェーンだけ、という完璧そこらのチンピラスタイル(笑)車もエルグランドかよ…こんな先生いたらほんとにイヤだなあ、という点ではある意味ファンタジックですらあります。

飛び抜けて目立つ美貌ゆえに周りから孤立し、家族内ですら無視という虐待を受けていた椎名の、高いプライドの内側で縮こまって息を潜めていた脆い部分を笹川は手段を選ばず引きずり出し、搦め捕り自分の手のうちに閉じ込めようとします。

最初は初めから乱暴な手段で自分を引き裂いた笹川を信じられず抵抗していた椎名ですが、強引さの裏側にあるのが強く自分を欲するがゆえの熱情だと気付いたときから少しずつ心を許し、笹川に惹かれてゆきます。

しかしようやく想いが通じたあと、笹川は椎名を手に入れながらも他の人間を抱いている事実を知り、傷付いた椎名は別れを突き付けるのですが、その後距離をおいたことでもうお互い以外の手をとることはできないと思い知り、更に嫉妬に燃えた笹川に最後の逃げ道を奪われて他になにも見えない闇の中を二人歩くような恋に身を投じる覚悟を決めるのです。

椎名は家族から謂れのない虐待を受けていて、どこにも身の置き所のないような孤独を母に似た年上の女を抱くことで紛らわす少々壊れ気味…いえ、壊れる寸前のバランスを維持してるんですね。

その目立つ美貌と孤独の気配に惹かれ、教師の立場を越えて椎名を手に入れようとする笹川はまさに狂犬じみています。
こんな男に魅入られちゃうなんて、なんて気の毒な…!

その後も担任の仲原夫妻との関わりのなか、ほんの少し家族に対して前向きな気持ちを取り戻し、明るい世界を歩きかけた椎名を引きずり戻すのはやはり笹川です。

笹川の椎名に対する愛情はもはや狂気じみていて、最後には担任としていつも椎名を気にかけていた仲原に二人の関係を暴露し、その事実を嫌悪して背を向けた仲原と椎名との関わりを断ち切って自分だけしか見えなくさせるのですね。

いやマジでストーカーよりタチ悪いんですけど。
ハナからゴーカンだし、車内放置プレイだし勝手にカミングアウトするし。

でもでもでも…!最初はなんちう悪辣なエロ教師なの!と思ってたハズなのに実は初めから椎名が欲しくて欲しくて辛抱たまらんかったんですね、この人。

強引で傲慢かと思えば一途に真摯にお前だけが欲しい、と熱のこもった瞳に捕われ続けたら高いプライドのせいで孤独に苛まれ続けてきた椎名がおちるのも無理はありません。

ほんとにとんでもないどチンピラ教師なのに、か、かわいく思えてきちゃったじゃないですか…(T∇T)

自分が付き合うのなんか死んでもゴメンですが。

どちらかというと先行きに明るい材料のない二人で、読み終わったあとに楽しく今後のラブラブな二人を妄想するにはむかないカップルなんですが、破滅型というほど暗さや絶望感もない。
刹那を生き続ける二人、といったイメージです。

これはこれで賛否両論というか、好き嫌いは分かれるだろうなあ。

私としては例の如く脇役スキー回路が発動して仲原&まみちゃん夫妻が大好きだったのでちょっぴり悲しい結末ではありますが、こちらの二人に関してはきっと落ち込む仲原を「ほんとに好きならホモでもいいじゃなーい♪ジュンくんキレイだもん、アリアリだよー」とかまみちゃんが諭して、また椎名と向き合ってくれるハズ!と勝手に妄想(笑)
私って前向きだなあ(≧∀≦)!

読みながらもたびたび「ありえないって!」とツッコミいれてしまうようなストーリィではありましたが、私的にはかなり好きです。
仕事に打ち込んでお互いを高め合いながら並んで歩いていく二人、というのがもちろん理想で大好きなんですが、時には目の前の相手だけがいれば他はなにもいらないような狂愛じみた関係をがつっ!とたんのーしたいのです!
はぁ〜、お腹いっぱいごちそうさまでした♪

でもモラリストの自覚のある人にはおススメしませんよ?(笑)
ゆちゅらぶ♪ | 松田美優 | comments(4) | trackbacks(1) |
9月9日、ホモ兄弟ブッ契りの日(笑)
赤い呪縛
赤い呪縛
松田 美優, 奈良 千春


みなさんご兄弟はいらっしゃいますか?

私には弟×2と妹がおりましてさらにはダーリンは姉×2と兄がいる末っ子なので、弟妹・義兄姉その伴侶とあわせますとそれはもう大変な数に。

私がパロディ同人誌にハマっていた頃、☆矢の好きな友人と議論したことがございます。

私が☆矢にイマイチ乗り切れなかったのはつまり

「だってあいつらみんな兄弟なんだよ!?近親ソーカンはキモいっちゅーんじゃー!!」

で、ありました。(でもカミュと氷河は好きだった)

その頃は自分に弟妹がいっぱいいたもんだからもう想像するとキモチ悪くて〜!

☆矢好きだった友人は一人っ子なので、彼女が平気なのは絶対自分に兄弟がいないせいだと思っていたのですが、最近では兄弟の有無は関係なく、彼女はひと足先に大人の階段を上っていただけなのね…と気付きました(笑)

年を重ねるごとに段々と脳の腐敗…もとい、熟成が進み、今では私も立派なアダルト腐女子に。

きょーだい・ふたご、どんと来い!おやこだっていけちゃうさ!
うぇるかむ近親ソーカンでございます。ただし、ホモ限定でねっ☆

シャイノベルス 松田美優 「赤い呪縛」

実はこれが残りの宿題、そして記念すべきほんとの100番目の記事なのです。

ずいぶん前からほったらかしだったので、これでやっと肩の荷が降ります〜(T-T)

おりしも本日は重陽の節句。
菊花の契り、うるわしき義兄弟の話はみなさまもご存じのことと思います。
狙った訳じゃないけれど、実にタイムリーですね♪


自分の魅力を知りつくしている高校生・加藤日向は、ふたりの兄に甘やかされ育った。
だが、日向の平穏で勝手気儘な生活は、次兄・龍昇によって壊される。
「俺はもうお前を、弟として見んのはやめたから」
兄の龍昇が、そう宣言した日から、恋愛において、これまでずっと勝者だった日向の立場は逆転する。
いけないことだと思いながら、快感に流される。
好きじゃないと思いながら、龍昇のことが気になって仕方がない。
安寧を得るはずの空間は危険極まりない空間になってゆき!?

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ゆちゅらぶ♪ | 松田美優 | comments(10) | trackbacks(5) |
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