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愛で満腹♪
愛を食べても
愛を食べても
剛 しいら

ここ何日かあれこれと感想書きかけては放り出したり削除したり、イマイチ気力が減退気味です…。
どーせ減退するなら食欲にしてくれんものか。
いろいろと誘惑の多い毎日です…(T∇T)

プラチナ文庫 剛しいら 「愛を食べても」


「いい体してるね。おいしそう」

特別交通機動隊一の美貌を誇り、男喰い(マンイーター)の異名をとる輝。
彼の相棒で、一応恋人でもある強靭な肉体の良識男・光司郎は、隙あらば誘惑してくるその節操のなさに苛立ってばかりだった。
そんなある日、パトカーに不審な飛行物体が墜落、爆発!
九死に一生を得るが、それから輝の様子が激変した。
いつもの憎まれ口はどこへやら、健気な態度と可愛い声で甘え、ベッドでも乱れて恥じらい、まさに理想の恋人――。
だけどそんな輝は、まるで別人みたいで!?


剛しいらさんのSF不思議設定ですね。最近こんなのばっか読んでますわ。

最初読み始めたときは輝のあまりのご乱行ぶりにうわーここまでひどい人はちょっと…と思ったのですが、すぐにUFO(?)墜落事故に巻き込まれてパーになっちゃったので(笑)あまり気にならなくなりました(≧∀≦)

二人の始まりは、男を手当たり次第喰いまくる輝の監視役として抜擢されたハズの光司郎が「乗って、乗られて」結局はミイラとりがミイラに…だったのでイマイチラブラブ感が薄く。
輝が事故に巻き込まれた時にも、恋人が死んだかもしれない焦燥には程遠いんですよね。

光司郎は元々わりとクールなところがあったみたいだし、喧嘩したまま死なれちゃったかもしれない、という後悔はあったみたいですけど。

現場から少し離れた植え込みで見つけた輝には脈も呼吸もなく、光司郎の必死の蘇生行動により息を吹き返すのですが、事故の衝撃のせいかすっかりパーになってしまっていました。

この後なにもできなくなってしまった輝を寮に連れ帰り、光司郎がかいがいしく世話をするんですが…あれ?あれれ?どうも中味違うんじゃない?

…そうですよ、お察しの通り輝の中にはUFOに乗ってやってきた地球外生命体が居座っていたのです!
懐かしいところでヒ〇ゥン、最近ではジョー・ブ〇ックあたりですか。

未知の生命体がおっかなびっくり学習していくさまはなかなかかわいらしいですよ♪
最初は言語中枢をうまく操れなくてウピュだのキュルだの言ってるあたりもコミカルです。
ひたきさんのイラストもステキですが、一番のお気に入りは『パンツ一丁で鯵』(笑)

輝の中にいるエイリアンが水中に棲息するゼリーのような本体の生き物で、地球には移住のための水質調査にやってきたらしいので海の生物とは意思の疎通ができるんですね。

輝は事故の時に実はほとんど死んでいたらしく、たまたま容れ物を必要としていたエイリアンがその身体に入り込み、事故の責任を取って細胞を修復していたのですが、どうやら身体は治っても輝自身の意思で脳の再生がストップしている状態らしく。

光司郎は身体はエロくても中味はうぶうぶのエイリアンに再び快感を教え込み、カラダの記憶で輝の脳を刺激しようと試みます。

今まではマンイーター輝に手玉に取られ、男マグロ状態で「テクなし」とまで罵られた光司郎ですが美しい輝の外見のまま初めての快感に困惑し、悶える輝B(エイリアン)を愛しく思ってしまい、輝Aには拒否していたフェラまでして可愛がります。

仕事の面でも、二人が組めば向かう所敵無しで検挙率No.1、最強コンビです。
そして輝Aならば決して言わないような警察官魂溢れる男前発言にも惚れこんでしまうのですが。

逆にこうなってから家族の中でスポイルされてダメ人間にされてきた輝Aの境遇や、自分が真摯に輝Aに向き合って愛そうとしてなかったことに気付き、輝Aと輝Bの間で気持ちは揺れ動きます。

毎朝愛妻弁当を作り、昼は頼もしい相棒、夜は可愛い恋人の今の輝B。
かたや我が儘で尻軽で浮気し放題、暴言吐きまくりで冷たく睨み付けてくる輝A。

今の輝Bに惹かれ、愛しく思っているのは確かなのですが、輝Aに対する後悔もある。

どちらにしろ2週間したら迎えが来て輝Bは生まれた星に帰る予定だったのですが、輝の身体の修復のため、細胞に交じり混んだまま取り込まれてしまいもう輝からの分離は不可能になってしまったのです。

ようやく生まれた個としての意識も、もうすぐ輝に喰われて無くなってしまう…という輝Bに光司郎は「おまえは輝になるんだ」と言います。

記憶喪失モノと似たパターンなんですが、本来の人格が失われている間の一時の恋、そして喪失。
こういった話は定番だな〜と思いつつ、やはり切ないですね。輝B、理想のヨメだったしなぁ。

しかし今回は記憶喪失ではなく、互いの細胞レベルでの融合ということでこの上なくスムースに本来の輝Aとの交代が行われたようです。
いろいろとよい置き土産もあるみたいですしね。

輝Aは家庭環境のせいで愛に飢えていて、差し出される愛を片っ端から喰らわずにはいられなかったようですが光司郎のことは案外最初から本気で好きだったんでしょうね。

Bのおかげで優しく愛することを覚えた光司郎と、素直に愛される気持ちよさを知った輝。

これからも特交の最強コンビとして公私ともにラブラブライフを送り、定年後はクルーザーを買って海辺の老後を楽しんでもらいたいものです♪

そういえばあとがきで剛さんが輝Bは某ファンタジーに出てくるエイリアン(神様?)と同じ場所からきた、とおっしゃってましたが。

なんべん調査員を送り込んでも軒並み帰還不可能になっちゃってるってことだよね?(笑)

地球移住は諦めた方がいいと思うよ!(≧∀≦)

ゆちゅらぶ♪ | 剛 しいら | comments(2) | trackbacks(0) |
あなたはゴーインにマイウェイ♪
記事自体は昨日もアップしているのですが本の感想を書くのは久しぶりのような気がします。

とゆーかNewケータイでは初めてか。

この今は真っさらなヴァージンのようなケータイちゃんもこれからありとあらゆるエロワードを学習して汚されていくのね…と思うとなにやら切ない気持ちで胸がいっぱいです(T∇T)

そんでこれがNewケータイちゃんの一発目!

アイノベルズ 剛しいら 「強引マイラブ」


仕事が出来て、背が高く、顔だっていいのに、帯刀亮二は恋人がいない。
なぜなら亮二の恋愛対象は男性に限られるからだ。
同僚に片想い中の亮二は、ジムで素晴らしくセクシーな年下の男・瀬戸来栖に声をかけられて…。


挿絵はエロマッチョを描かせたら天下一品、東野裕さんです。

エロマッチョ…書いてて自分でも笑っちゃいましたがものごっつイヤ〜ンな響きですな!(笑)
だってほんとにそうなんだもん…対抗するならあとは内田かおるさんか。
めちゃめちゃ濃っ!(≧д≦)

単にエロだけなら、局部をどこまで描写したら発禁になるのか挑戦してるとしか思えないギリギリチャレンジャー門地さんに最近痛い目に合わされたばかりです。

例の吉田さんはカズさんにご報告いただいてたおかげでレジ前羞恥プレイをやらかさずにすみましたが、水上さんだし〜と侮って口絵も確認せずにカバー頼んだ自分に頭突きを喰らわせたくなりました。
レーベルがプリズム文庫だったのがいけないの?
でも中味はいつもの甘甘と大差なかったよ〜、あはは〜(T∇T)
…カンベンしてください(┰_┰)

そう思うと剛さんの本はどうあってもリアル書店で購入するなら

「私は半裸のパンツ男が表紙の本を堂々と買うわよ?だって私はホモスキーだからさっ!」

と平気な顔でこの本をレジに差し出さねばならない強制羞恥プレイ。
でもせめて表紙で亮二がはいてたのが真っ赤なタンガじゃなかったのを喜ぶべきですか…?

攻の来栖は多分イタリア人の父からエロマッチョボディを、日本人の母からは粘着気質でも受け継いじゃったんでしょうか…。
のちに、異常なまでのストーキング恋愛術はハワイアンの義父から学んだ後付けオプションだったことが判明しますが、チ〇で〇ブだったハワイアンパパに追いかけ回されて来栖の美人のママが最後は結婚してしまったくらいですから「ゾッとするほどいい男」にここまで追い詰められたらまあいっか、と投げやりになっても無理はないです。

いえ、そうやって付き合いはじめはお互いどうやっても自分に靡かない相手への執念と、どうやっても自分を諦めてくれない相手への諦念のシーソー状態だったのですが、強引な手管に流されちゃうエロいカラダのせいでずるずると付き纏われっぱなしになっているうちに来栖の内面の孤独に気付いてしまい、演技かもしれないと自分に言い聞かせながらも亮二はいつしかこの超ゴーインストーカーをかわいいと思い始めてしまいます。

しかし最初は付き纏われ、追われる恐怖に脅えていても徐々に来栖に惹かれていってしまう気持ちを自覚してしまえば今度はいつ追われなくなるか…来栖に比べあまりにも平凡な自分が見向きもされなくなる日が来ることに怯え、いっそ今のうちに来栖の前から姿を消そうと思い詰めます。

しかし傷心を抱えて実家に帰った亮二を居間でメ〜テレ(あるいは中京TVか)を見ながら待ち受けていたのは、誰あろう強引エロマッチョ来栖でした。

結局は根負けのような形で始まった二人のゴーイン・ラブ・ライフでしたが、これから一年ごとに聖夜のツリーの前で嘘のないほんとの気持ちを正直に告白することになりました。
要は一年ごとに愛の契約更新?(笑)
でも見ようによっては毎年毎年聖なる夜にお互いの愛を確認しあい、着実に愛を深めているとも言えますよね♪

わあ、言い方一つですごくロマンチックじゃあーりませんか!ヾ(≧∇≦)ノ

そう、最初はあまりの言葉の通じなさに「こいつも宇宙人なのかー!?」と私の知らない間に訪れていた宇宙人攻ブームに脅えましたが、最後は思いのほかラブな雰囲気に落ち着いたようです。

まあスクエアでプライドが高かったせいで決まった恋人が出来なかった亮二が、来栖に無理矢理自分の中の未知への扉を開けられてしまったようなので今や縛られてもローソク責めにあわされても、あまつさえ来栖の全身タイツのトナカイコスにさえ興奮しまくってたのにはいっそ哀れを感じましたよ…(T∇T)

てゆーか君達破れ鍋にとじぶただねっ(≧∀≦)!

最後に来栖にはひとつ忠告したいと思います。

ローソク責めにはちゃんとSM用の低温ローソクを使ってあげようね♪
いくら色が赤でもクリスマスキャンドルでは亮二が火傷しちゃうぞっ♪(≧∀≦)
ゆちゅらぶ♪ | 剛 しいら | comments(7) | trackbacks(2) |
人でなしの恋
人のかたち
人のかたち
剛 しいら

みなさん、人形お好きですか?

先日は人魚でしたが今回人形です。
別に洒落ではありません。以前からちょっと興味を惹かれていた本をブクオフで100円でゲットしてきたのです。

ちうわけで剛しいらさんの人形モノ。

アルルノベルス 剛しいら 「人のかたち」

誰のものでもないこの一瞬は俺のものだ――

人の魂をそっと隠し入れる艶やかな入れ物。
それが天才人形師・立松の造る生き人形。
立松に奉公する三次は、彼を尊敬している。
しかし、吉原で殺された陰間・菊也の生き人形を造るため、三次は彼の長襦袢を着て立松に抱かれることになる。
優しく熱い立松の絶え間のない愛撫に、三次は心と身体でつながる喜びに溺れていき……。


私自身現実には人形を愛でる趣味があったことは幼少より一度もないのですが、人形ものは好き。

とゆーか、人形に限らず人のカタチをした人ならざるものに惹かれます。
レプリカントとかね。SILVERとかね。本性は獣な麒麟たちや玄いお狐さまなんかも大好きだー!!

で、本作は究極の人の形の人でなしなわけですよ。うふふ〜♪乱歩も好き(笑)

この話は一応人形師の立松と奉公人の三次がメインとなる訳ですが、それに並行して幾つかの恋や、殺された陰間の謎が説き明かされていく…といった内容で、すっごく面白かった!

よかった、久しぶりに手放しで賞賛できる本に巡り逢えたよ…(T-T)
なんだか最近は自分でもずいぶん辛口になっていてちょっと反省中なのです。

この話は出てくる登場人物がそれぞれお互いの知らないところで密接に関わりあっており、順番にその関係が解き明かされて行くのにどんどん引き込まれてしまいます。

全ての人物、全ての恋に関わるキーパーソンが口入れ屋の才蔵。
この男のせいで三次も、陰間の菊也も失ったものがあるかわりに命よりも大事な何かに出会い、最後はそれを手に入れることができました。

逆に才蔵自身はほんの少し世知を見ることに長けていたため、江戸末期から明治初期という激動の時代に身分を捨てて世渡りし成功をおさめました。
しかし根っからの悪人ではありませんでしたが真正直にもなりきれず、多分彼の生涯に残ったのは苦い後悔だけだったかもしれません。

そして先にこの話のメインは立松と三次だと言っていましたが、実は彼らは語り部的な役割を果たしているんですよね。
僅か15才で命を懸けるほどの恋をした菊也の、死んでなお続く恋の妄執の。

なまじ凄腕の生き人形師立松に美しいままに長い時を過ごす人のかたちを与えられてしまったため、その純粋な恋の妄執は海を渡り、時を超えいつまでも美しい人でなしの恋を続けているのです。

人のかたちをしたものには魂が宿るといいます。
人形が美しければ美しいほど恐ろしいような気がするのはそのせいなんでしょうか。

菊也の恋は一途で美しいけれど切なく、哀しく、禍々しいです。
これだけなら結構どろどろした暗い話になりかねないんですが、立松と三次の師弟コンビという第三者の立場から謎解きの形で話が進行していくことによってずいぶん楽に読める話になっています。

それに立松が人形を作ることで、一度菊也が殺されて完結した悲恋が見事に形を変えた恋の成就になっている。

ほんとはイギリスに渡る途中で船が沈んじゃえば1番美しい結末だった気もしますが、せっかく立松が三次を弄り回して研究した××、思う存分使わせたかったんだろーなー、剛さん(笑)
世界初のダッチワイフ、もといダッチハニーか?

菊也を連れ帰った子爵さまは死ぬまで愛しい菊也と人でなしの恋を続けたようですし、立松と三次のその後まで明らかにされていて読後はよかったねぇ、とほのぼのできました。
唯一子爵のお孫さんはちょっと気の毒でしたけど(笑)

立松×三次もずいぶんかわいくラブラブしてて和みましたよ♪

三次は貧しい育ちのせいでかなり荒んでたんですが、変わり者でも三次をちゃんと一人前の人間として向き合ってくれる立松と会えたことで、初めて他人から認められ、必要とされる喜びをしります。

そうして立松の役に立ちたい、と思って一生懸命仕えているうちに優しい穏やかな顔つきにかわっていくんですね。
この子もとても一途で純真なんです。

人形はいつまでも美しく、変わらぬ姿でいますが人間は中に入っている魂の変化が見た目も変えていくのです。
自分自身の心の持ちよう一つで美しくも醜くも変わっていく。

三次は立松に認められたことで知らず知らず自信がつき、顔付きから険がとれて結果的に回りの人からも認められるようになりました。

立松に対する感謝や敬意はやがて恋にかわっていき、立松も三次を可愛がります。

二人の最初は陰間の気持ちを理解するための実験的な行為だったのですが、これも人形バカの立松の行動としてはアリだろうな、とむしろ剛さんらしくてちょっと笑えました(笑)

この二人に関してはえっちの時も子犬のようにじゃれ合ったり、なんてシーンもあって終始ほのぼのと、極限状態だった菊也の恋とは好対比でした。

私としては大好きな題材だったこともあってほんとに面白く読めましたので、同じく人形モノには目がないような方におススメしたいと思います♪
ゆちゅらぶ♪ | 剛 しいら | comments(10) | trackbacks(1) |
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